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4%ルールは本当に可能か?~弱者男性が考えるFIREに必要な資金~

FIREに必要な金額は?

もちろん、人によって違いますよね。
1億円でも足りないと書いているサイトもあれば、数百万円といっているブログもあります。
どういう生活をして、いくらかかるのかといったところですね。

私は月8万円あれば余裕です。
ただし、年金は全額免除、国民健康保険は7割減免になり、FIREすれば所得税や住民税はほとんどかからないということを前提の話としています。
まぁ、免除や減免にならない場合は、それだけ収入があるはずなので問題はないでしょう。
つまり、年間96万円、約100万円です。これだけあれば、多少の急な出費も問題ないというのが私の生活レベルです。(※長期の入院となるとこの限りではありませんが)
FIREに必要な資産の計算方法として、4%ルールというものがあります。
これは、米国のS&P500の平均的な成長率が7%、平均的なインフレ率が3%だから、資産をすべてS&P500に入れて、資産の4%切り崩して生活していけば、資産を減らさずに生きていけるという考え方です。
その考え方でいうと、100万円 × 25倍 =2500万円
ただ、いくら何でもすべてS&P500に入れるというのは難しく、いくらかの予備現金が必要ですよね。そうするとざっくり、3000万円あると安心ですね。

4%は現実的か?


理論上はそうなのでしょうが不安もあります。
例えば、4%ルールの成功率が95%としましょう。
これならば十分に成功と言えそうですが、ただ、5%の確率で人生が破綻するとなると躊躇してしまいます。実際の成功率が95%かどうかは知りませんが...。
少なくとも私が個人的にいくつかシュミレーションしてみたところ、当たり前ですが100%成功という結果はでませんでした。0円にならないという意味では成功率は9割を超えましたが、まぁまぁ失敗しました。また、成功しても30年後の残り資産はほとんどない(※かろうじてマイナスではない)というパターンもありました。
fireはじめてすぐにやばさを感じれば社会に戻れるかもしれませんが、15年後など、一番中途半端な時期になるとにっちもさっちもいかなくなります。
ただし、成功する可能性の方が断然高いため、そのあたりのリスクを許容できるかですね。

2.5%~3.0%を目安に考えている

これは高配当銘柄の配当率から私が勝手に考えた数字です。例えば、日本株でも5%を超える銘柄もありますが、これは非常に数が少なく減配のリスクが高い銘柄が多いです。
しかし、3%台~4%くらいであれば、それなりに数が増えます。タイミングを見計らえば安定銘柄でその程度を%も見込めます。税引き後で考えても2.5~3.0%も十分に見込めます。
次に、米国株を見てみます。こちらは日本よりも配当金が5%程度を見込める銘柄も多いですが、確定申告をしないということを前提とした場合は、日本株よりも多くの税金を持っていかれます。それでも3%台はとれるでしょう。仮に確定申告して還付を受ける場合であっても為替のリスクを考えておく必要もあります
しかし、4%をとろうと思うと、日本株なら5%以上、アメリカ株だと5.5%以上は必要です。ちょっとリスクの高い銘柄が増えそうです。
そういった理屈からも、現在アメリカ株は好調でいつ暴落シーズンが来てもおかしくないことを念頭におくと、やはり4%は厳しく、2.5~3%を目安に行きたいと考えています。

必要な資金は?

仮に2.5%ルールを適用すると、
100万円 × 40 = 4000万円
私の現在の資産額は4000万円を超えていますが、利確すると大幅に割り込むので、税引き後に4000万円を目安としています。
ただし、今後病気をすることもあるでしょう。齢をとると賃貸借りられず、家を購入する必要があるかもしれません。ボロ家と言っても、住める家を購入する必要があります。となると、1000万円程度プラスでほしい。

最終的には5000万円が私にとっての最良シナリオです。
ただ、最低限の目安の3000万円は超えているので気は楽です。